ケアマネジャーとして仕事をするために必要な資格

ケアマネジャーとして仕事をしていくためには、介護支援専門員実務研修受講試験をクリアする必要があります。この試験に合格し資格を取得しないとケアマネジャーとして活躍していくことはできないので、必須の資格と言えます。試験は年に1回実施され、7〜9千円の費用が必要となります。また、この試験には受験資格があり、既定の国家資格を持っていること、5年以上かつ900日以上の実務経験を有していること、生活相談員や生活支援指導員として一定の実務経験があることといった条件が設けられています。

ただ勉強して試験に合格すれば良いというわけでは無く、実務経験を有していることが重要な条件となってくるのでこの点は覚えておかなければなりません。また、試験に合格した後も、一定期間の講習と実務研修を受講することで晴れてケアマネジャーの資格取得となります。

試験を受けるためには、比較的長期な実務経験が求められることから、ケアマネジャーを目指す場合には計画性が大事になってきます。介護福祉士の資格を有し仕事に励んでいても最短でも5年の期日が必要となりますし、無資格であればゼロから経験を積む必要があるので最短でも8年の月日が必要です。

楽に取得できる資格ではないので、自分の生涯の仕事として資格を取得していけるようプランを立てていくことが大切。コミュニケーション能力やスケジュール管理、事務処理能力などさまざまなスキルが求められる資格でもあるため、自らの将来や適性を考えて取得を検討していくことも大切です。